自治会の活動の見直しとは?

私は今年で自治会長2年目になります。自治会の必要性はとても感じていますが、やはり活動するにあたって感じている具体的な活動内容の見直しを感じています。
① 不必要な会議が多い、会議の日程がバラバラすぎる
LINEを使った伝達だけで終わることができる会議が多く、しかも土日の日中の時間帯にあるため仕事により参加で きないことが多い。思い切ってスマホを使った連絡ツールに切り替えて、変化させないと誰も役員になれません。1年間で自治会長が呼ばれている会議の回数は約50回でした。必ず参加した方がよい会議はその中で20回程度(これでも多いとは思います)。いろんな会議に出席するたびに発言はしていますが、まだまだ変われそうにありません。また19時に防災会議、20時に交通安全協議など1日で複数可能なのにいつもバラバラ。これも自治会長のやり手が少ない理由の一つです。町防災会議・地区防災会議など分けすぎ。
② 会議の時間帯が土日の日中の年配都合の時間帯が多く参加できない
土日の仕事をしている方は絶対に役員にはなれません。せめて19時以降に行うことを基本とすべきです。思い切った変更を行わないとやり手が制限されてしまいます。会議に出るたびに時間帯の変更を提案しています。交通・防災などご年配の方が会長されていることが多く軽くあしらわれていますが、いつか理解してもらえるまで粘り強く言い続けていきます!
③ 回覧板は電子回覧板に替える
いまだにファイルの回覧板を使って回覧しています。配布物も紙ベースが基本で届いた、届いていない、回覧板が回ってこない、回覧板が戻ってこない、誰の家で止まっているのか?組長・班長が探し回る。など昔から頻繁に起こっています。電子回覧板や紙ベースの配布物もLINEで見たい人が見るなど印刷物の経費削減、不必要な労働時間削減をすべきです。今年から役員メンバーのみLINEにて報連相・資料閲覧を行うようになりましたが、回覧全体は公民館・市役所の仕組みがまだ変えられないようです。電話で相談したのですが、「わかってはいるのですが・・・」 いつになることやらって感じでした。
④ 町会費の集金は大変
町会費は年払い、各組長・班長宅まで各世帯が持参するように変える。あくまでも役員は各自治会のボランティアであり会社の仕事ではありません。集金やお願いに回るという行動自体がおかしいと思います。お願いしないと運営できないような自治会は廃止すべきです。今年の変革議題の一つです!
⑤ 形式ばった堅苦しい総会と資料の大量印刷
新年度の総会、年度末の総会の大きな総会は2回あります。そのたびに20枚×100世帯=2000枚×10円=2万円×2回=4万円もの印刷物が出ます。資料作成だけでも1週間かかりますし、印刷してホッチキスでとめるだけで3時間以上はいつもかかります。これも自治会回覧システムがあれば資料作成だけで済みます。その場で見たら終わりの総会資料の印刷に無駄を感じてやみません。また、必要なのかもしれませんが総会時の『議長選出』『難しい言葉を使った進行』『自治会長への問題点の指摘や避難』は困ったものです。ボランティアで集まった役員と会社ではないコミュニティーミー集会に議長は必要ないと感じます。何より「会長はこんなことも気を配れ、これくらしてもらわんと!」などの話も年配の方から出ますが、ボランティアで地域の代表を受けてくれた役員にどうしてそんな注文をしてくるのか昔からの文化と風習が役員のなり手を減らしている一番の原因ではないかと感じました。今年からご年配の必要な分のみの印刷に切り替えます。

レクレーション、地区体育大会、神社の祭り、防災・避難訓練、ゴミステーション維持という人とのコミュニティとして必要と思われる機能はしっかりと維持しながら、誰でも楽しくやりがいをもって参加できる自治会に近づけるように今年2年目の自治会長を頑張って行きたいと思います!