私は現在自治会長をしています。初めての経験でビックリすることばかりでした(>_<)個人的な感想とはなりますが正直にお話ししたいと思います。
私の自治会は全部で大きく6つに分けられており、その中の一つの自治会会長をしています。加入世帯数は50世帯ほどの平均的な規模と言えるでしょう。アパートは10棟、事業所は12社ほどあります。アパートも含めた全世帯数は170世帯ほどですが、やはりアパート世帯はほとんど加入されていません。持ち家世帯は55世帯中50世帯が加入していますのでとても優秀な自治会だと思います。
自治会での年間活動内容は上記のような内容を行っています。活動内容としても一般的に真面目に行っている方だと思います。
自分は年齢も50歳となり、子育ても終えましたが仕事に追われ自治会の活動にほとんど参加できていませんでした。忙しいからと役員や行事参加を断り続けてきっましたがようやく時間もゆとりが出来、今まで参加できなかった自治会に少しはやらないと申し訳ないと思い、いきなりですが自治会長を受けることになりました(^^)/
1月の新年会とあいさつから始まり、とても必要な行事・活動ばかりで感動さえしました。今までこんな大事なことにどうして参加しなかったのか反省ばかりです。
自治会が無ければ孤独死・孤立死がとんでもないことになる!
前回の老人ホーム、介護施設、ヘルパーの人数不足などお伝えしましたが今から迎える「団塊世帯」の高齢者に伴う超高齢化社会は大変な時期となります。
老人ホームにも入れず、介護ヘルパーも来れず、家族とは別で暮らす現在の社会では持ち家やアパートでの孤独死がとんでもない数になってくるでしょう。しかし、世の中では逆行して「自治会の崩壊」が進もうとしています。
自治会の必要性は日本社会においてとても重要な位置づけとなることは間違いないと私は思っています。お金も人もいない行政には何もできません。すでに今でも高齢者を見守るために「民生委員」「福祉委員」とい名前の委託を地域住民の方にお願いしているだけでほとんど活動は行われているのか疑問の状態です。毎月の訪問による健康状態や安否確認が行われているのか?わたし自治会では少なくとも毎月は行われていません。『助けあう』とは人間関係が築かれないと本当の助け合いはできないと思います。役員だから、同じ自治会だからだけでは本当の助け合いは難しいと考えています。
住みやすい街とは自分たちで作り上げる以外ないと私は思います。私は現在51歳ですが、この街が好きです!私も楽しく暮らしたい、家族も「この街で結婚しても暮らしたい」「あそこの町に家を建てたい」と思えるような自治会を目指し、前に進むことが経済的にもゆとりの無い私たちが幸せに楽しく人生をおくるための唯一の方法ではないかと思っています。こうすれば必ず良くなるという方法は無いと思いますし、思い浮かびません。一人一人に声をかけて同じ気持ちを持った仲間を増やし続けていけるように目指していこうと思います。
目標としては今から10年後に昭和にたくさん行われた「町内会の旅行」とまではいけなくとも「自治会内で仲良しグループ」が自然と出来上がり、ランチに行ったり日帰り旅行したり、バーベキューしたりと自然と行われるような自治会をみんなでどう作り上げるかを「ワイワイ楽しく誰でも参加」をテーマに頑張りたいと私個人は思っています。
次回は 第5話 自治会の仕組み についてお話できたらと思います(^^)/