福井市浅水にある不定期で開催している子ども食堂「越前にこにこ食堂」に参加させていただきました(^^)/

前回同様に企業様からのお米、飲み物、レトルト、デザート、調味料などの支援がとして寄付され来られたご家族に配られました。来られた家族の方達はカレーライス100円と子ども食堂活動維持費200円で段ボール満タンの支援食糧+お米が受け取れ、とてもみなさん笑顔でした。

質セブンでは洋服、バッグ、シューズ、ハンカチ、タオルなどレディース・メンズ・キッズに分けて持っていき一人5点くらい無料にて提供させていただき喜んでいただけました(^_-)-☆保育園児から高校生までお子様たちとお越しになられ、ワイワイがやがやとストレス解消できてくれたらうれしいなぁ、とお手伝いをさせていただきました。

今回はたくさんのおかーさんとお話しすることができ、どんな物が欲しいのか「あると助かる物は?」のアンケートも直接お聞きすることができました。またシングルマザーの方達の生活の現状やお子様との生活の大変さを聞くことができ、今後の支援活動に活かすことができそうです!

特に小学生のお子様の不登校はとても大変な問題になっています。子供の不登校経験がある家庭は全体の6%程度になっているそうです。ひとり親世帯は10人に1人、二人親世帯でも20人に1人は一度は経験しているという統計もあるようです。この子ども食堂に来られているシングルマザーの方達も期間はバラバラですがお子様の不登校経験は現在進行形も含めて70%を超えていました。今の時代は子供の不登校はいつでも起こりうるものだと親は認識して、解決し助け合えるための場所・相手(コミュニティ)をみんなで作っていくことが大事となっています。

現に私は二人親家庭の息子21歳、19歳の娘を持つ父親ですが息子が14歳の中学2年生の時に1か月間突然の不登校になっています。私たち夫婦、周りの友人からも「あの息子がどうして不登校に?」と思ったものです。当時の母親の心配ぶりは凄かったですね。「どうしよう、どうしよう、、、熱がある・頭が痛いっていっているけど絶対に嘘やわ、、、不登校?」中学校に相談しても学校では問題は特にありませんのでわかりませんと言われ、本人も理由をはなさないのでどうしたらよいのか困り果てていたのを思い出します。学校先生は不登校などのカウンセラーではないので相談しても解決してくれると勘違いしてはいけないことがこの時わかりました。

私は親として息子と向き合い「頭が痛い、熱があるの嘘だけは家族にするな、家族は唯一お前の見方なんやから」とだけ話し、学校に行きたくない理由は特に聞きませんでした。「学校は行きたくないならいかんでええから、家では普通にテレビ見て、ゲームして、みんなでご飯食べていつも通りに過ごせばええよ。学校」と伝えました。すると部屋に閉じこもっていた状態から普通に家で過ごすことが多くなり、普通に会話するようになってきたころに学校にいかなくなった本音の理由が聞けたのです。話終えたその2週間後には「明日学校に行ってみるわ」と不登校が終わりました。本音の理由はこのブログでは話せませんが、そういったそれぞれの家庭の悩み、解決した体験談、だれかと話すことでヒントが得られ希望が見つかるコミュニティがこの越前にこにこ食堂であればいいな!と思いました。

またあるシングルマザーの方は「普通の収入があり、普通の生活ができ、周りに頼れて何でも話せる人達とは相談できない」ともお話しされていました。

「子供が大きくなってリュックが必要だけどどうすれば?」 → 「エルパで勝ってくれば」・・・そんなお金が無い

「子供が不登校で仕事に行けない」 → 「留守番ぐらい普通できるでしょ、誰かに預けたら?」・・・ できないから困っているのに

当事者じゃないとわからない悩み、苦労があり想像以上に大変だと感じました。そんな今の現状になるってわかっていても離婚する決断をしたその勇気を尊敬もします。とても優しくて強い母親だとも思いました。代表の川岸さんを中心に、ここに集まってくる皆さんと繋がりを作ってみんなで助け合えるような「心がホッとする」ような子ども食堂になるように私たち質セブンにできることは限られているとは思いますが、出来る限りの支援・応援を続け行きたいと思います<m(__)m>

越前にこにこ食堂 女性代表 川岸さん 09094418746、 2525syokudo@gmail.com

1か月間で2回程度の不定期開催(日曜日)であり、人数把握をして事前準備が必要なため予約制になります。シングルマザーの方はどなたでも参加できますので上記までお気軽にご連絡くださいね、とても優しい代表の方です(*^^)v