老人ホームは、介護施設のうち、高齢者向けの介護サービスがある施設の総称です。 この老人ホームにもさまざまな形態があります。 (下記の一覧表はネットにて抜粋参照)

高齢に伴い体の不自由が出てくると検討することになるのが老人ホームですね。

一人で生活が困難であれば迷わず入居されることを私はお勧めいたします。家族に介護してもらうこともあるとは思いますが、する側もされる側も想像以上に介護とは大変です。介護する側には時間の拘束、細かな気配りが必要となり普段から炊事・家事が好きな方でない限り毎日がストレスとなるでしょう。自分達の親だから、兄弟だからと良かれと思って始めるのですが現実はとても大変なことです。すでに現在介護をされている方には心から敬意を表します(‘◇’)ゞ

私は現在51歳になりますが、体が不自由になった場合や認知症になった場合に「入居したい老人ホーム」はすでに決めています!

老人ホームにも種類があり、生活スペースの快適さ、スタッフの評判、食事のバリエーションと美味しさ、入居後の外出や家族の出入り自由度、病気になった場合の対応、最期を迎える看取り対応まで納得できる老人ホームを選んでいます。そのための入居費用・維持費を計算して老後資金も貯蓄しています。妻や子供、兄弟親戚たちとの最後までの関わり方を元気な今!考える必要があると思っています。

何より各施設によって対応、ルール、衛生環境など全く違うことが多いため「いざ!」となってからでは遅いのです。選び方もわからない、探し方もわからないでは対応してくれる家族にとても迷惑をかけることにもなります。自分もしっかりと知識を深めておくこと、また家族にも伝えておくことがお互いにとってとても大事なことだと思います。

良くも悪くも日本は医療の発達・手厚い社会保険により簡単には死ぬことがありません。体が不自由になり、ほとんど自分のやりたいことが出来なくなってからも長い人生が待っています。その期間に自分たちの愛する身内に介護をさせたくないと思っています。

また認知症が発症した際も同様に考えています。会いたい時にはお互いに会えるような老人ホームをしっかりと選んでおけばお互いに幸せな選択となると私は信じています。面倒を見たい、介護したいと家族が行ってくれたとしても私は断ります。

その時を迎えるまでの大事な自分の人生・家族・仲間友人たちとの人生をどう送るのかを今考えるのが楽しいのです(^^)/

それぞれの年齢や身体的な介護状況、認知症の状態によって老人ホームの滞在期間は異なるようです。

一般的な平均滞在期間は、認知症の方で4年前後(2~8年間)が多いようです。また85歳ぐらいからの身体的な介護による入居される方は3年前後(2~5年間)が多いようですね。 

その期間に必要な貯蓄を支給される年金に加えていくら不足分が必要なのかを計算しておけば身内に経済的な迷惑をかけることは無いと思います。

それらの介護費用と葬式代・自宅の整理を含めた終身生命保険300万円が一番加入の多い理由なのだと私自身は理解しています。

福井県全体では軽度から重度まで、民間経営から県立まで老人ホームは150以上ありますが、市町村によっては偏りもあるようです。

また福井県の2024年総人口は約74万人、75歳以上は約13万人(約17%)居ます。私は51歳で75歳時には福井県の2048年総人口予測は約62万人、75歳以上は約23万人(37%)になり。現在でも老人ホーム数は少ないと言われており、さらに1.8倍近く老人が増え、総人口は減るとなると施設数も働き手もおらず老人ホーム入居困難時代となるのは間違いありません。入居するための費用もとんでもなく高い民間老人ホームしか無いのかもしれません。施設数の不足問題はもう解決できないと言われています。

最近「自治会に入ろう!」など活発な活動が市町村から声が上がっています。それらはこれから迎える超高齢化社会の起こりうることを自覚しもらうため、その準備を始めるように「遠回りなメッセージ」なのかもしれません。

高齢者の出来る限り自宅での生活ができるような環境整備とは「家族との関係性・かかわり方」「自治会などの地域との関わり方・助け合い」など様々な行動を地域のため・自分たちのため、それを支えてくれる家族たちのために行動していくことが大切だと感じています(>_<)

次回は「町内会・自治会」についてお話したいと思います(^_-)-☆