金やプラチナの売り時はいつなの?

これは店頭でもよくお客様から質問されます(^O^)/

売り時(買取金額)の見極めはとても難しいですね。

さかのぼれば24金が1g900円の時代もありましたし、1g7500円の時もありました。
プラチナもPt1000が1g1400円から1g8000円まで乱高下しています。

ただ言えることはコロナ前の5年間の平均買取金額をみると

24金 1g 4200円前後
Pt1000 1g 3300円前後

だったということです。

12月10日現在

24金 1g 7100前後
Pt1000 1g 3750円前後

グラフだけを見ると下がったんだから今は売らず、上がるのを待とう!になりますよね。

でもそもそもは金はとんでもなく上がってますよね。もともと4200円⇒7100円です!

これからいくらでも下がる要因(本来の価値)がある状態なんですね。

金の売買で儲けるような商売をお考えの方は違った見方をするかもしれませんが、一般的には売り時ですよね(^^♪

ではどうなれば買取相場が上がるのか?下がるのか?

世界の金の使用用途はジュエリーや商品などで50%程度が、医療・工業用で10%程度、投資・資産目的で40%程度と言われています。
プラチナの使用用途はジュエリー・商品などで30%程度、医療・工業用で60%程度、投資・資産目的で10%程度となります。

一般的には世界の景気が良ければ、たくさんジュエリー・商品・車などの工業製品に使用するため僅かな資源を取り合うために相場が上がっていきます。
しかし、不景気になると新しく商品を作る必要が無いために取り合いが生まれず、下がっていきます。

現在はコロナのため本来は不景気なので下がり続けるはずなのですが、投資・資産目的が膨れ上がり異常な高騰となっています。
本来の相場としての動きとは特異な状態と言えますね。

ギャンブル目的でなければ、今は売り時であると言えることがわかりますね。

ここ20年間でみれば、金の投資・資産運用目的の割合は10%から40%程度まで上がっていることから金は昔ほどの大きな下落はなさそうです。
プラチナはその点、景気により大きく変化する可能性は常にある状態ですね。特に今、ディーゼル車などで大量にプラチナを使用していましたが、電気自動車になるとプラチナは使われなくなると言われています。そうすれば景気が回復しても大幅に下がる可能性がありますね。
しかし、ここにきてトヨタなどが推奨する水素エンジンの自動車はディーゼル車以上にプラチナを使うとも言われています。

う~ん、難しいね。

ギャンブル目的にならないような売り時を見つけてください(^_-)-☆